第37回東海小児整形外科懇話会・第19回東海小児整形外科研修会 開催のお知らせ

共催  東海小児整形外科懇話会/大正製薬株式会社
後援  一般社団法人 日本小児整形外科学会

※懇話会と研修会を同時開催致します

概要

日時 令和5年2月5日(日曜日)
10:45~16:30(10:15よりアクセス可能)
開催方式 オンライン配信(ZOOMミーティング)事前登録制
Web発信会場 名古屋市立大学ミッドタウン名駅サテライト
名古屋市中村区名駅1丁目1番1号 JPタワー内 5階
登録URL https://zoom.us/meeting/register/tJIlcOiuqT8sG9zdFn2FhR4ArNSpOuKAmEjj
ミーティングID:96871674618 パスコード:Loq@205
参加費 会員  参加費は無料ですが2022年度の年会費2,000円をお納め下さい
非会員 4,000円
(教育研修講演申請は別途1単位1000円)
事前振込制(振込〆切:2023年2月3日(金))振込口座 ゆうちょ銀行 店名:二一八・店番:218
普通預金・口座番号:5494962
口座名:東海小児整形外科懇話会
懇話会当番幹事 則竹 耕治 先生 (愛知県三河青い鳥医療育センター 整形外科 )
研修会当番幹事 鬼頭 浩史(あいち小児保健医療総合センター 整形外科)
問い合わせ
事務局
ご不明な点は東海小児整形外科懇話会事務局までご連絡下さい
事務局 名古屋市立大学大学院医学研究科整形外科学教室内
〒467-8601
名古屋市瑞穂区瑞穂町字川澄1番地
TEL 052-853-8236
FAX 052-842-0266
E-mail: wakaba@med.nagoya-cu.ac.jp

※ 懇話会一般演題の発表時間は、発表 7 分、討論 3 分とさせていただきます。 予め Zoom アプリのインストールをお願い申し上げます
※ ご発表頂く先生はご自身でのスライド共有・送りをお願い申し上げます
※ 懇話会一般演題をご発表頂く先生は、動作確認を行いますので当日 9:30 までに Zoomミーティングにご参加下さい
※ 懇話会一般演題をご発表頂く先生は、タイトル、所属、参考文献および 1,200 字以内の 抄録を東海小児整形外科懇話会事務局までご提出下さい
※ 視聴中、発言時以外は必ずマイクをミュートに設定してください
※ 質問はチャットに入力していただき、座長から演者に質問させていただきます

※ 単位申請をご希望される受講者は参加費と教育研修講演申請費を 2023 年 2 月 3 日までにご入金ください。締め切り日までにご入金が確認された受講者のみ単位取得が可能となり ます
※ 単位申請をご希望される受講者は常時カメラをオンにしてください。出席状況を確認させ ていただきます。受講者カメラをオンにできない場合は単位申請できません
※ 単位申請をご希望される受講者は講演開催から 10 分以内に参加してください。それを超 えて遅刻は認められません
※ ご講演中のスライド撮影や録音等はお控えください
※ 回線混雑等により映像や音声が途絶える場合があります。 予めご了承いただきますようお願い申し上げます

【ZOOMを用いた事前登録について】

下記、登録URLまたはQRコードよりご登録をお願い申し上げます

URL:

https://zoom.us/meeting/register/tJIlcOiuqT8sG9zdFn2FhR4ArNSpOuKAmEjj

QRコード

 

 

 

 

 

ミーティングID:96871674618 パスコード:Loq@205

設問に沿ってご入力をお願い致します

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

登録後、下記メールが送信されます

当日はこちらよりご参加の程宜しくお願い致します

プログラム

10:15~ アクセス開始
10:45~11:00 製品説明
大正製薬㈱ ロコアテープ
11:00~12:30 懇話会一般演題 座長 愛知県三河青い鳥医療療育センター 整形外科
1) 成人高度麻痺性尖足に対し、距骨体部切除及び関節固定術を行った一例
愛知県三河青い鳥医療療育センター
◯種村 香里、則竹 耕治、杉浦 洋
愛知県医療育総合センター中央病院
岩田 浩志
35歳男性、16歳時にヘルペス脳炎を発症し右下肢麻痺が遺残した。当病院受診時、右足関節は底屈45°で完全拘縮の状態であった。高度尖足矯正に伴う足底神経麻痺などの合併症を懸念し、脚長を短縮させることで神経血管の緊張を緩和させる目的で距骨体部切除術及び足関節固定術による変形矯正を選択した。現在骨癒合が得られ、明らかな合併症なく経過している。成人の尖足治療の一つとして有用であると考えられ、経過を報告する
2) 先天性脊椎骨端異形成症の先天性内反股・内反膝に対して骨端線抑制術を施行した一例
愛知県医療療育総合センター中央病院 整形外科
〇長谷川 幸、伊藤 弘紀、野上 健、岩田 浩志、門野 泉
先天性脊椎骨端異形成症(SEDC)の 10 歳女児。両先天性内反股を認めたが症状ないため経過 観察していた。
7 歳頃より時々下肢痛あり、安静にて軽減するものの徐々に頻度が増えていった。
両内反股・内反膝の下肢アライメント不良に対し 9 歳時に両大腿骨遠位外側骨端線抑 制術(エイトプレート)
両大腿骨大転子骨端線抑制術(ドリリング)を施行。
術後 1 年と 短期経過だが立位や歩容の下肢アライメントは改善がみられ、疼痛なく経過は良好である。
3) 骨形成不全症における新生児早期の血清アルカリホスファターゼ活性
名古屋大学大学院医学系研究科運動形態外科学講座整形外科学 1
あいち小児保健医療総合センター整形外科 2
◯神谷 庸成 1,三島 健一 1,松下 雅樹 1,澤村 健太 1,北村 暁子 2,今釜 史郎 1,鬼頭 浩史 2
骨形成不全症 (OI)と低ホスファターゼ症 (HPP)はともに出生時に頭蓋冠の骨化不良や長管骨の弯曲を示すことがある。
通常 HPP の血清アルカリホスファターゼ (ALP)活性は年齢別基準値の 正常下限値を下回るが、OI では正常とされる。
出生直後の OI の血清 ALP 活性を調査した。新生 児期に血清 ALP 活性が測定された 6 例を対象とした。
生後 1 週以内では OI 患者の血清 ALP 活 性は有意に低値であった。
4) 側弯症手術中に MEP 波形が消失した 2例
例 静岡県立こども病院整形外科 1)
〇安藤稔彦 1)     藤本陽 1)     大坪研介 1)     橘亮太 1)     滝川一晴 1)
【症例 1】21 歳男性、症候性側弯症(cobb 角 術前 126°、術後 70°)
【症例 2】15 歳女児、思春期特発性側弯症(cobb 角 術前 78°、術後 39°)
2 例ともロッドを締結した後に下肢 MEP 波形が消失し、ロッドを外すと出現することを繰り返したため、矯正を弱めて固定をした。
術後神経障害はなかった。側弯症手術では術中 MEP の波形変化を経験する。
今回、術中 MEP 波形が消失した側弯症手術を 2 例経験したため、文献的考察を交えて報告する。
5) 骨盤部多発骨髄炎の 1 例
国立病院機構三重病院  整形外科
〇多喜 祥子、西山正紀
三重県立子ども心身発達医療センター  整形外科
西村 淑子、堀川 一浩
鈴鹿医療科学大学    保健衛生学部    理学療法学科
二井 英二
症例は 10 歳女性。主訴は右股関節痛、発熱。右大転子部に圧痛、歩行時痛を認め、CRP 1.29、 MRI で右大腿骨近位部、骨盤部 4 か所に信号変化を認めた。
アトピー性皮膚炎があるため、血行 性に骨髄炎が多発した可能性があると考え、血液培養提出後に抗生剤投与を行った。
慢性再発性 多発性骨髄炎も否定できないが、全部位に治療効果が見られ、再発なく経過しているため、細菌性であった可能性が高いと考えている。文献的考察を加えて報告する。
6) 「出生後早期に発症した化膿性股関節炎の治療経験」
名古屋市立大学整形外科
〇梅村 彦太郎、若林 健二郎、河命 守、村上 英樹
愛知県厚生連知多厚生病院整形外科
坪井 義晃
愛知淑徳大学健康科学部
和田 郁雄
化膿性股関節炎は小児期に好発し、診断と治療の遅れは関節の破壊や変形、脱臼など重篤な後遺 症を残すことがある。
今回、出生後早期に発症した化膿性股関節炎を経験をしたので報告する。 症例は生後 7 日女児。繰り返す嘔吐と左下肢の自動運動不良にて前医入院。
その後、発熱が出現 し、MRI にて左化膿性股関節炎を認めたため当院転院搬送となり、左股関節切開排膿術を施行した。術後 2 年 10 か月現在、感染の再燃なく経過は良好である
7) 診断までに 2 年以上を要した類骨骨腫の 1 例
今井 澄 1◯, 生田国大 2, 伊藤 鑑 2, 金子 浩史 1, 北村 暁子 1, 松山 沙織 1, 鬼頭 浩史 1
1 あいち小児保健医療総合センター 整形外科
2 名古屋大学附属病院整形外科
12 歳女児、2 年半前から誘因なく左足関節痛を自覚し、整形外科を 4 か所受診するも経過観察と されて当院を受診した。
鎮痛薬を常用しないとコントロールできない強い左足関節痛であったが、 身体所見および X 線所見では同部位に異常所見は認めなかった。
MRI にて疼痛部位とは異なる脛 骨骨幹部の骨髄浮腫と骨皮質内に円形の陰影を認め、CT で nidus を確認して類骨骨腫と診断した。
腫瘍切除のより長年継続した疼痛は消失した。
8)Turner 症候群に合併した両側 Blount 病の 1 例
松医科大学整形外科
古橋 弘基、杉浦 香織、星野 裕信、松山 幸弘
症例:7歳女児。Turner 症候群のため 2 歳時より当院小児科に通院していた。
内反膝変形があり 経過観察していたが、両側膝関節痛を訴えるようになったため7歳時に当科へ紹介となった。
両 側 Blount 病と診断し、手術加療(右:下腿外反骨切り術、左:脛骨近位外側成長軟骨発育抑制術) を行った。
術後、右膝関節は変形の再発あり治療に難渋している。当科での治療経過について報 告する。
9)重度 crouch gait を呈した思春期の痙直型脳性麻痺児に多関節レベル手術を実施した 1 例
愛知県三河青い鳥医療療育センター 整形外科
○則竹 耕治、杉浦 洋、種村 香里
愛知県医療療育総合センター 整形外科
岩田  浩志
名古屋大学 整形外科
神谷 庸成
浜松医科大学 整形外科
古橋 弘基
脳性麻痺の Adolescent severe crouch gait では、両下肢の筋の痙縮、短縮、筋力低下に加え、 膝関節屈曲拘縮、膝蓋骨高位、外反扁平足などが見られることがある。
今回 13 歳男児の痙直型両 麻痺児に、両大腿骨遠位伸展骨切り術、両膝蓋腱前進術、両踵骨延長術、両距骨・舟状骨関節固定術、両脛骨外旋骨切り術、
両ハムストリング延長術、両アキレス腱短縮術などを2 回に分けて行い、歩行が改善した症例を経験したので報告する。
12:30~13:00 昼休憩
13:00~14:00 研修会一般講演1 座長 名古屋大学附属病院 整形外科 神谷 庸成 先生
『麻痺性股関節の診療〜脱臼の予防と治療の実際〜』【 [8] 神経・筋疾患、[11] 骨盤・股関節疾患、Re 】
愛知県医療療育総合センター中央病院 整形外科部長 伊藤 弘紀 先生
14:15~15:15 研修会一般講演2 座長 三重県立子ども心身発達医療センター 整形外科 医療部長 西村 淑子 先生
『軟骨無形成症治療の現在と未来』【 [1] 整形外科基礎科学、[3] 小児整形外科疾患 】
名古屋大学附属病院 整形外科 講師 松下 雅樹 先生
15:30~16:30 研修会特別講演 座長 あいち小児保健医療総合センター 副センター長 鬼頭 浩史 先生
『こども・思春期におけるスポーツ傷害治療の最適なマネージメント〜選手・指導者・保護者と共に〜』
【 [2] 外傷性疾患、[13] リハビリテーション、S 】
あつたの杜整形外科スポーツクリニック 院長 深谷 泰士 先生

* すべての講演で日整会専門医資格継続単位が取得できます
* 一般講演 1 は運動器リハビリテーションが取得できます
* 特別講演はスポーツ認定医資格継続単位が取得できます

*単位を取得される講演毎に受講料として 1,000 円を申し受けます
*日整会単位は最大 3 単位まで取得できます

不明な点は東海小児整形外科懇話会事務局までご連絡下さい
事務局 〒467-8601 名古屋市瑞穂区瑞穂町字川澄 1 番地
名古屋市立大学大学院医学研究科整形外科学教室内
TEL 052-853-8236  FAX 052-842-0266
E-mail: wakaba@med.nagoya-cu.ac.jp