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こどものО脚について知ろう

1.こどものО脚って?
2.原因は?
3.こどもの脚の形は成長と共に変化する
4.レントゲンで見てみよう
5.どのように判断したらいい?
更新日
2025年9月18日
監修

柿崎潤 千葉県こども病院 整形外科
坂本優子 順天堂大学医学部附属練馬病院 整形外科

柿崎 潤/坂本 優子

1.こどものО脚って?

写真の様に脚が大きく曲がり、アルファベットの“O”のように見えることから、О脚と呼ばれています。

2.原因は?

О脚は乳幼児(0~6歳くらい)の足の変形で多く見られます。原因には以下のものが考えられます。

●ほとんどが自然に治る(生理的О脚)
●お薬や手術が必要になるものも

3.こどもの脚の形は成長と共に変化する

●乳児期(1~2歳ごろ)まではО脚
●3~4歳ごろに一旦X脚になり
●7~8歳ごろで大人の脚の形に近づきます。

 

4.レントゲンで見てみよう

●成長と共にО脚が治っている(生理的О脚)

このように歩きはじめの赤ちゃんの脚はО脚であることが多く、そのほとんどが自然に治ります。
しかし、中にはしっかりと治療しないといけないものもあります。
どのように判断したらいい?

5.どのように判断したらいい?

もしお子さんが1歳半ごろなら

●日光を浴びていない
●日焼け止めクリームを必ず塗る
●乳製品アレルギー(ビタミンDやカルシウム不測の可能性があります)
●体重は増えていない

どれかが当てはまるなら→医療機関を受診しましょう
当てはまらないなら→3ヶ月ほど悪化しないか経過観察

くるぶしをつけて、膝を伸ばして、膝とひざの間に指は何本入りますか?
入る指の数を数えておくと、悪化しているかどうかの参考になります。

 

 

 

 

 

 

もし、お子さんが2歳を超えているなら

早めに医療機関を受診しましょう

 

よくある質問